アマゾン、アレクサで家電操作の半導体提供へ
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TPUを開発しているアルファベットもそうだし、昨日はアリババも半導体開発に乗り出すという記事もあって、データエコノミーをめぐるバリューチェーンを、メガテック企業は一気通貫で何でも手がける所まで競争が激化している事がよくわかる
まさにアプリケーション側のプレイヤーが半導体を押さえていく流れですね。アプリケーション側でやりたいことはどんどん複雑になっているので、半導体もそれに合わせていく必要があります。
対照的に、↓の記事ではインテルがスマホや自動運転車といったPCの後に出てきたデバイスの設計ができなかったことの弱さが指摘されています。
https://newspicks.com/news/2544619/自社スマートフォンは媒体に出来ない(発売しても売れない)ので、Amazonの事業と関連性が深く、シェアを取れる相性が良い分野を攻めるのは当然。
スマートスピーカーはGoogleがAmazonを追い上げ、機種別の販売台数ではGoogle Home miniがトップとなってる。Amazonの半導体を使用する時に、他社製品との接続を禁止したり、Amazonへの情報提供を条件にするのは難しいと思います。現段階で簡単にAmazonが覇権を握るとするのは時期尚早でしょう。
Amazonが半導体を提供するからといっても、積極的に採用するメーカーは限られるかもしれません。Samsungは自社のBixbyを使うでしょうし、大手ほど慎重になる。
『本年Q2、もっとも売れたスマートスピーカーはGoogle Home Mini | TechCrunch Japan』
https://jp.techcrunch.com/2018/09/20/2018-09-19-google-home-mini-was-the-best-selling-smart-speaker-in-q2/
音声AIとは関係ない所になりますが、自社製品に対して直接「Alexa」と呼びかけられる事が、ブランドとして良いことなのかは考えるべきかもしれません(OK Googleの同様)。Alexaの半導体を採用する事は、長期的には自社のブランドを希薄化する事に繋がりかねない。