2号店で味を再現できない豚骨ラーメン屋問題から考える金融AI入門
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【より正確な予測をするAI】とは、例えるとこういうことです。
博多天神で行列100人の人気の豚骨ラーメン屋が、東京出店しました。しかし、なぜか東京では同じ味にならない。スープも同じ、麺も同じ、仕入先も同じ……。それでも味にブレがあった原因は、気温差だったと判明。この気温差を考慮せずに調理すると、どんな調理マニュアルも誤りとなります。
”より正確な株価予測をするAI”とは、ここでいう気温差を考慮できるAIのことです。
ではなぜ気温差を考慮できるAIを開発できるのか、それを解説しましょう。博多で食べる豚骨ラーメンが東京で食べると美味しくないのは気温の差→AI
東京で食べるより本場博多で食べる豚骨ラーメンが美味しい→期待感の表れ
沖縄で飲んだオリオンビールがめちゃくちゃ美味しくて東京に帰ってきてから飲んでみるとそうでもない→気温の差
沖縄で飲んだオリオンビールがめちゃくちゃ美味しくて東京に帰ってきてから飲んでみると沖縄を思い出す→旅行の良い思い出過去データからしか判断ができないAIにとって、どのデータを採用するか、逆に捨てるかを含めて判断できるAIが優秀ということ。
それを実現するためにビットコイン値動き予測になんと「スマホ電波送受信のノイズ除去技術」も取り入れているとは。その他にも関係のなさそうに見える流体力学や宇宙工学も使っているとのこと。
AIで最も大切なことは、そのモデルを『人がどう作れるか』ということがよくわかった。