【辛酸なめ子】女性にとってお買い物は、人生の「縮図」である

2018/9/9

突然ですが、幽体離脱ってしたことありますか？

いや私、2年くらい前に取材で幽体離脱マシーンみたいなのを体験したんです。そのセッションルームみたいなところで、特別なベッドに横たわって、トランスミュージックが流れてきて、半分睡眠状態になるような感じで。

私、幽体離脱しました。はい、できたんです。

それでどこに行ったと思います？普通は外国の素敵な場所、例えばハワイだとか、そういう非日常的なところに行くものらしいんです。

でも私が浮遊して行ったのは、家から近くてよく行くユナイテッドアローズ…。もしかしたら物欲に引っ張られたのかもしれません。

すみません、いきなり突飛な話をして驚かせてしまって。何が申し上げたいかというと、私、多分それくらい「お買い物」が大好きなんです。物欲が強いんです。

そんな私が今回は、自由奔放に「お買い物」についてお話ししてみたいと思います。

コメント

注目のコメント

• 片山 亜弥

  NewsPicksクリエイティブ事業部 デザイナー

  ・2018年09月09日

  久しぶりに記事内のイラスト担当しました。
  クスッと笑える文体と一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。
  おそらくなめ子さんと同世代で、学生時代通ったブランドが一緒です。DO FAMILYがセールをしない理由は気になってたので、長年の謎が解けてすっきりしました（笑）
  
  九相図は描きながらヒヤッとしました。これを毎回思い浮かべているなんて。ジワジワきます。
• 冨岡 久美子

  NewsPicks 記者

  ・2018年09月09日

  プライベートブランド特集の最後、番外編として、辛酸なめ子さんに、消費者からみたお買い物論について語っていただきました。独特な視点で繰り広げられるお買い物の成功と失敗のエピソードは、びっくりするものばかりでしたが、特に同席した泉記者とカメラマンの手が止まったのは冒頭の話でした。
  
  個人的には、洋服を買うと、買ったことで元気になるというのは、「わかるなあ」と思いました。女性ならではなのでしょうか？
  
• 三浦 孝文

  オイシックス・ラ・大地株式会社 経営企画本部 経営企画部

  ・2018年09月09日

  サービスとワガママは違うんだよ。←以前、生産者さんと話をしていて、とてもとても心に残った言葉。求めるということは、誰かが応えてくれるということ。
  
  都会のスーパーやカフェで食べられている朝どれ野菜。朝どれと言いつつ、生産者さんが収穫してる時間は深夜2〜5時前後。でも野菜の値段は変わらない。
  
  こういうリアルをちゃんと知ること。そしてサービスにはきっちり対価を払うこと。仕事のパートナーが幸せにならないと、その仕事は続かない。