2020年に世界を襲う電力危機、震源地は半導体だ ビッグデータのボトルネックは電力だった
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ビッグデータ市場の拡大(半導体需要の拡大)によるエネルギーコストの増加は、何によってカバーされるのか大変興味深い。結果的に、①センサーや電子部品等の輸出が拡大するか、②ITや自動車関連業界の海外投資が拡大するか、③国民の消費性向が高まれば、GDPの増加によりカバーされることになる。
しかし、輸出も海外投資も国内消費も増えなければ、ビッグデータ拡大によるエネルギーコストの増加は、国内の他分野の消費を減少させることにより帳尻が合わされる。
スマホ市場の拡大により、自動車市場や外食・娯楽市場が縮小を余儀なくされた経験を踏まえると、楽観はできない。
便利になる、世の中が変わる、ということに単に感心するのではなく、ビッグデータをビジネスチャンスにしていかなければ日本経済に明日はない。