[ワシントン/ブエノスアイレス 4日 ロイター] - アルゼンチンのドゥホブネ財務相は4日、訪問先のワシントンで国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事と会談した。同相は会談後、追加支援を巡り今月下旬にIMFの合意を取り付けることを目指していると明らかにした。

両者はともに、IMF理事会が6月に承認した、同国に対する500億ドルのスタンドバイ融資枠を改善するために協力して取り組んでいると表明。

ドゥホブネ氏は「9月後半に(IMF)理事会の投票にかけられるよう取り組んでいる」と述べた。

ラガルド氏は、ドゥホブネ氏との協議では、アルゼンチンの経済プログラム強化に向けた進展があったと述べた。声明で「われわれの共通の目標は、IMF理事会に提案を示すため、早期に結論を出すことだ」と説明した。

IMFの広報官は、同国の経済プログラムの変更について理事会がいつ投票できるかは不明だと述べた。