個人の信用格付け、企業に提供 みずほ系がAI判定
日本経済新聞
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日本では「信用格付け」に対する拒否感が強いですが、先行する中国を見ていると少し違うイメージが見えてきます。
そもそも、既存のクレジットヒストリーは金融サービスを利用できる層にだけ有利に働く、自分の「格付け」がわかりづらいものです。その点、新たな「格付け」は加入するかどうかは自己判断。クレジットカードを作れない層でも参加できる。信用スコアを常に把握できるのでスコアを上げる方向で自己努力できるといった特徴があります。
現在、中国では信用スコアを利用したレンタルサービスなど、新たな市場が開拓されつつあり、日本でもビジネスが回れば、新たなサービスを生み出す土壌となるかもしれません。米国では、就職活動の際、就職希望者の個人信用格付FICOスコアを採用企業がチェックすることは一般的となっているようです。中国では結婚相手の候補の評価など与信以外の分野で個人信用格付が使用されているようですが、日本もそうした方向に向かうのかが注目されます。
このタイトルを読んで共感する個人の顧客はどれくらいいるのでしょうか。そもそも顧客の経験価値を重視する基軸に大転換することが目的関数のはず。目的と手段が反対、顧客の支持はどこまで得られるのか。フォローしていきたいです。