あおぞら銀行 自前のATMを廃止
NHKニュース
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キャッシュレス化の進展とコンビニATMの普及を背景に、決済用現金の持ち歩きとその引き出しのニーズは低減していくことは間違いありません。
そのようななか各金融機関が高コストを負担して独自のATMを運営するメリットは殆どなく、他金融機関との共同運営やコンビニATMへの外部委託など、リソース配分の最適化が重要になってくると考えます。
(過去コメント掲載)
日本ATM株式会社の試算(「金融財政事情」2018年3月26日号)によると、試算対象地域金融機関のATM運用事業の赤字は平均で約2億円にもなる一方、コンビニATM数の増加と普及が進むなかで銀行が自行ATMを保有し続けることによる費用対効果は低減し続けているとのこと。
コンビニATMという異業種によるビジネス環境変化が起きているなか、特に収益性の厳しい地域金融機関においては今後のATM及び店舗戦略をどうするかは銀行全体のビジネスモデルの変革のなかで真剣に検討されるべきテーマのひとつであると考えます。
地方に行くとスーパーや公共施設内のATMコーナーで地元の複数の地域銀行のATMが数台並んでいるのをよく見ますが、手数料が一定程度かかるのであれば利用者にとって複数台ある必要性はないといつも感じます。顧客が違うのですぐに決断できたって感じでしょうか。それにしてもこちらの銀行は5年というのは市場変化をゆっくりに見ているのでしょうね「三菱UFJ銀行が今後5年余りかけてATMの数を2割程度減らす」