[アンカラ 24日 ロイター] - イランのザンギャネ石油相は、石油輸出国機構(OPEC)の一部加盟国が米国の政策に同調した行動を取っていると指摘した。イランの通信社が24日伝えた。

それによると、ザンギャネ氏は「加盟国の中には、原油生産に関する最近のOPEC決定を違う意味で解釈し、米国の政策に従って行動している国がある」と述べたという。

OPECとロシアなどの非加盟国は6月、生産量を7月から引き上げることで合意。サウジアラビアは「目に見える」規模の供給拡大を約束したが、明確な数字は示さなかった。

イランは今月、OPEC加盟国による他の加盟国の輸出割り当ての肩代わりを容認すべきではないと述べ、米国が11月に対イラン制裁を実施した後にサウジが増産に踏み切ることに懸念を示した。

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