「どういう漢字?」「犬の名前かよ」子どもへの名付けで叩かれた、芸能人夫婦たち
サイゾーウーマン
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注目のコメント
名付けは世相を反映する。
戦時中に「勝」の字が多く使われたように。
キラキラネームは、「いかに現代人が、人より目立つことを重視しているか」ということを示していると思う。
私たちは、過去の時代の人に比べ、目立たず、注目されないことを、ひどく恐れている。
関心を集められない人は、価値が低いと思わされている。
そこで、我が子の名付けにおいても、「無難な名前」よりも、「奇異に思われてもいいから印象を残す名前」を目指す。
それがキラキラネームの動機なのだと思う。
(特に、芸能人は目立つのが商売であり、そのためなら何でもするだろう。子供の名付けもその一環だ)
実際、キラキラネームでなくとも、親の多くが、名付けにあたって「なるべく人とかぶらないこと」を重視する。
響きも字面も、かぶらないことを優先するなら、多少の差はあれ、変わった名前にならざるを得ない。
かぶらないことが先に来るので、願いや意味は後付けである。
戦前から戦後にかけては、人と名前がかぶることなど、珍しくなかったはずだ。
私の祖父母は、それぞれの親戚で名前がかぶった人が何人かいた。また、私の祖母と、私の妻の祖母は同じ名前だったりする。探せばいくらでも出てくるだろう。
人とかぶらないこと、唯一の名前であることを重視する限り、これからもキラキラネームは量産され続ける。