[ナイロビ 17日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズ[UBER.UL]は17日、2018年末までに東アフリカの2カ国への進出を検討していると発表した。ケニアで展開している「チャップ・チャップ」のような低コストサービスに注力する。

ウーバーはケニアの首都ナイロビにおいて、低コストの短距離移動向けサービス「チャップ・チャップ」をアフリカで初めて展開した。

ウーバーの東アフリカ担当ゼネラルマネジャー、ロイク・アマド氏はインタビューで「チャップ・チャップに非常に注目している」とし、同サービスが現時点で素晴らしい成功を収めていると述べた。

ウーバーは同サービスにおいて、スズキ<7269.T>の軽自動車「アルト」を300台投入している。「アルト」はウーバーで使用されている平均的な自動車よりも低燃費のため、サービスの低コスト化が実現できているという。

アマド氏は低コストサービスに対する人気を受け、東アフリカの別の2カ国への年内進出を検討していると述べた。ただ詳細な言及は控えた。

ウーバーは今年3月にもウガンダやタンザニアの首都において、低コストサービスを広げていた。