シャープ、白物家電の国内生産撤退 2工場を縮小
日本経済新聞
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かつて三種の神器と言われた家電が次々と縮小、撤退。テクノロジーが先のステージに向かっている証なのですが、去年亡くなった父の誕生日で子供の頃の事をふと思い出し寂しい気持ちになりました。
かつては世界で最も競争力があるとも言われた我が国ですが、グローバル化する世界の中で次第に立地競争力を落とし、いまでは世界銀行に我が国のビジネス環境は世界で34位と言われる状況です(2007年版11位、2012年版20位、2018年版34位)。グローバル化する世界の中で痛みを伴う構造改革を避け続け、国債頼みの景気刺激策に走り続けた結果かも。
「鴻海は米国ウィスコンシン州でも新たにパネル段階からの液晶テレビの一貫工場を建設中」とありますが、日本より豊かで給料の高い米国、豊かさで日本に近づいた近在の韓国・台湾にすら日本企業が出て行って、そこから世界に輸出までする状況を目にすると「家電も中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)などが事業の中心になるとみて、生産も海外に移した方がメリットが大きいと判断」という日本人の怒りを招かない綺麗な説明だけが原因ではないような・・・ 第4次産業革命が進むいま、日本に残るのは生産と消費が一致するサービス業だけ、なんてことになったら大変です。なにかを示唆する動きなんじゃないのかな (・。・;