ケンドリック・ラマーの黒塗り広告が突如、霞ヶ関駅&国会議事堂前駅に出現
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注目のコメント
ケンドリックラマーの今年のグラミー賞のパフォーマンスは伝説と化してます。彼のエネルギーが、黒人差別や人種差別に対する自由平等願う
ラップではあるわけですが。
日本にも実は同じ様な政治や世相にアジテーションする音楽がある時期があったのです。所謂今の安倍総理の祖父の岸信介総理の頃の安保闘争の頃です。
この頃は全共闘を代表とする政治的な学生運動が、今の団塊の世代中心に激しく実施されていたのですが、音楽でいうとURCアングラレコードレーベルというのがありまして、高石友也さん「受験生ブルース」や、加川良さんの「教訓」、そして高田渡さん「自衛隊に入ろう」そして岡林信康さんの「山谷ブルース」「友よ」という曲は、西新宿のフォークゲリラの象徴的なナンバーとして、同世代のボブディランの「風に吹かれて」と並んで世相を反映する様なプロテストソングがこの日本にもあった訳です。
私は、何のご縁か、90年代にURCの過去のカタログを担当した事があるので、ポップス以外の結構プロテストソングにも詳しいですよ。
一般的には、黒く塗るのは、
ローリングストーンズの『ペインティングブラック』が有名です。ラップはリアル。自分自身、コミュニティ、もしくは社会をジャーナルし誰かの言葉を届ける音楽。
今回の広告、その本質をしっかりと表現していて素晴らしいと思いましたが、どこまで本人が広告のクリエィティブに関与してるのか知りたいです。日本のアーティストが政治にぶっ込んでこない中、アメリカのアーティストがやってくれた。
アメリカの音楽に惹かれるのは、こういう政治的なところもあるよなぁ。
「塗りつぶされた文面をよくよく見ると、森友・加計問題を巡って国や自治体が公表した文書、そしてパワハラ告発に対してレスリング協会が出した見解文書をパロディーしているようだ。」
最高。霞ヶ関の人たちは気づくかな?
(※別に、政治色の薄い日本の音楽業界が異色とか遅れてるとかは思ってない。むしろ、アメリカが特殊だと思う。私はそっちが好きだけど)
追記:確かに、ケンドリック本人が考えたのかは不明。でも、彼の普段の政治的な活動があってこそ、日本の政治批判も合うと思う。