荷物待ちや再配達のストレスから解放、“置き配”バッグ「OKIPPA」—— 東京海上と盗難保険も開発
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置き配先駆者の生協やファンケルの例を見ても、日本では「置き配」をインフラ化出来る環境があると思います。
米国の場合、所謂ダンボールを置いてくるだけの置き配の盗難率は約7.8%(2016)ですので、これに保険をつけるとかなり高くなってしまう。よって、宅配ボックス側を強固にして、ボックスを普及させた方が社会的なコストとしてはリーズナブル。
一方、上記2社を含め、現在日本国内で置き配をやっているAmazon、楽天、ロハコ等の盗難率はほぼゼロ(2017)。これを考えると、日本では宅配ボックスを簡易・安価にして普及しやすくし、盗難発生ベースで保険で対処する方が、再配達にかける社会全体のコストは下げられると思います。もちろん盗難防止策もバッグ発売までにどんどんやって行く予定です!総務省で郵便の検討会で委員をしておりました。近年の宅配クライシスに伴う郵便配達事業の経営圧迫は酷く、再配達コストはバカにならない状況。
このようなサービスもリスクが大きいと規制の方向になりがちですが、いちはやく大手保険会社が、先に手を打つのはとても良いですね!小型荷物、都市部の受領であればコンビニがすでに活用されています。
24h受取可能、盗難の心配もありません。商品受取前であればec側の責任で保障されます。
以下のポイントが、正否の分かれ目だと考えます。
・既存システム(コンビニ受取)との関係
・宅配業者とのオペレーション連携(サインレス可能か)
・消費者が支払うコスト(利用頻度にあわせた価格設定か)
・box設置可能な環境かどうか(オートロックだと入れない)
仕組みはシンプルで面白いので、楽しみです。一方で既存事業者が対応できなかった要因を確実につぶすことも重要だと考えます。