[東京 3日 ロイター] - 正午のドルは、前日NY市場終盤の水準とほぼ変わらずの110円後半。海外市場でドルが買われた流れを引き継ぎ、一時111.14円まで上昇。5月22日以来1カ月半ぶり高値を更新した。

ただ、日本や中国、香港などアジア各国で株価が下げ幅を拡大すると、円が買われて昼にかけてドルは上げ幅を縮小。110円後半へ反落した。市場では引き続き、貿易戦争への警戒感などを背景に、荒い値動きが続いている株価動向に関心を寄せる声が出ている。