学芸員が解説するメディア・アートの世界
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今日はJ-WAVEの、PICK ONEでお話しさせていただきました。ソニーの調理ロボット開発に石黒浩さんが招かれたというニュースをきっかけに、メディア・アートとはどのような芸術か、という話にまでいたりました。
現在のアーティストが少なからずテクノロジーそのものやテクノロジー環境に触発されて制作を行なっています。一方、サイエンスやテクノロジーにインスピレーションを与えるのもまたアートなのだというお話をさせていただきました。
ロボットが社会に参入し、共存がはじまったとき、私たちはどのようにふるまうのかを考えることは、テクノロジーのあり方がどのように社会を変えるのかということを考えさせてくれるものでもあり、メディア・アートの問題意識とも重なるものです。
サッシャさん、寺岡さんのナビゲートで、いろいろな例を挙げながら、アート&テクノロジーの関係性のいろいろなあり方をお話できたかと思います。
また、ぜひICCへもお運びいただけましたら幸いです。
http://www.ntticc.or.jp/ja/面白いと思ったポイント
✔︎ 接客もできる調理ロボット!?も現実になりつつある。
✔︎ メディアアーティストは未来のイメージを提示し、研究を加速させる。ライトセーバーやタイムマシンを実際に作るには?が研究・考察の題材に、というのもその一例。
✔︎ 日本のアニメ(ドラえもん・鉄腕アトム)の「ロボットはともだち」という感覚は面白いし、特殊。アメリカは「AIが反乱」みたいなのが多い印象。アメリカh少なからず日本人の意識に影響している。アートは未来を提示している。メディア・アートの変遷を20年以上みつめてきたICC主任学芸員の畠中実さんに、「調理ロボット」のニュースを糸口に「アートとテクノロジーの関係」についてお話いただきました。
アートはテクノロジーを拡張させ、革新させる可能性を秘めているという畠中さん。よく耳にするようになった「メディアアート」という言葉の意味を、優しい語り口で話してくださっています。ぜひ音声をお楽しみください。
追記: 吉田さん、まとめてくださってありがとうございます!