VRの現在と未来・・・医療現場の活用事例も
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杉本真樹先生にご指導いただき、ここ何年も心臓外科領域に3D printingやVRの活用法を模索してきました。
以下、経験も含めて2点が重要と考えます。
①医療界においては、「エビデンス」と言われる「この技術がとれくらい医療界において役に立つか?」を数字で示し、いかに医療人を納得させるかの作業が重要です。
②ビジネスとして成り立つか?が重要なのは当たり前ですが、まず大前提として我々医療者はビジネスライクな話がとても苦手です。だから「こんなものがあればいいよね!」という思いつきはあっても、「じゃあそれを誰がお金を払って買うの?」という議論まで考察する能力に欠けます。
杉本先生は①②の両方においてもパイオニア的存在です。
私ごととしては、①に関しては新たな領域の確立というイメージで論文を書き(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5737451/)、②に関しては理想を掲げつつも、とにかく別領域で参考になるケースを学ぶということからスタートしています。法人を立ち上げ(若手心臓外科医の会: https://jaycs.jp/)、医工連携(JKIC:
https://jkic.med.keio.ac.jp)に携わり、医療界の社会全体でのあり方を模索しています。Tokyo XR Startups第2期メンバー、Holoeyes株式会社の杉本先生大活躍中。エンタメだけでなく医療や建設、採用の現場など色んな分野でVRの活用が広がってきています!
驚いたのは「2025年には12兆円のテレビ市場を抜き、13兆円市場に成長するとの予測もあります」という富士通・中山氏の説明。
SF小説の映像化の話もされていましたが、これまでの「見る」だけでなく没入してしまうような、視聴環境がいつかガラッと変化しそうですね。