[20日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は20日、国内のデフレ心理は強固で、解消には時間がかかるとの認識を示した。

総裁はポルトガルのシントラで開かれた中銀の会合で、「国民の中に根付いたデフレ心理は非常に強固なもので、完全な解消には時間がかかる見通し」と述べた。

一方、物価が広範な形で一段と上昇すれば、2%の物価目標達成への勢いは堅持されるとした。