[19日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は19日、人口知能(AI)「アレクサ」を搭載したスピーカー「エコー」をマリオット・インターナショナル<MAR.O>のホテルに導入し、宿泊客の案内に役立てると発表した。ホスピタリティー産業での存在感を高める狙いだ。

宿泊客は、電話を使わずにルームサービスの注文や清掃の依頼をすることが可能になる。

マリオットとの提携は同社の一部施設でこの夏に開始する。

複数のメディアは、マリオットがアップル<AAPL.O>の音声アシスタント「Siri(シリ)」とアマゾンのアレクサをテストした結果、自社のホテルに適した方を選んだと伝えた。

マリオットはこれについて「Siriと直接比較したわけではない。顧客の滞在を快適にする方法を学び、活用するため、当社は複数のパートナーと協力して新しい技術をテストしている」と説明した。