[ロンドン 19日 ロイター] - イランのザンギャネ石油相は19日、トランプ米大統領は原油高を巡り石油輸出国機構(OPEC)に批判の矛先を向けているものの、実際には米シェールオイル生産支援に向け、原油高を求めているとの認識を示した。

石油省が運営するシャナ通信によると、ザンギャネ石油相はOPEC会合への出発を控え、「トランプ大統領が米シェールオイル生産支援に向け原油高を望んでいると確信している。しかし原油価格上昇を巡る世論からの圧力をかわそうとして、とりわけイラン核合意離脱後にOPECを攻撃している」と述べた。