GDP改定値1─3月、年率-0.6%で変わらず 設備投資は上振れ
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森友加計事件に見られるように、政府は嘘をつきまくっているので、このGDP成長率の長期低迷の状況で、景気が良くなっているとか、消費が持ち直しているとかは、到底考えられない。
注目のコメント
事前予想では若干の上方修正の見込みでしたが、ほぼ1次速報から変わらずでした。2つだけ明るい点を指摘できます。
1. 設備投資が上方修正されてプラスに転じました。
2. 昨年10~12月期が上方修正されたので、足元のGDP水準が0.2%ポイント上昇しました。これは、2018年度の成長率を押し上げる要因になります(ゲタが上昇)。設備投資の上方修正は法人企業統計の結果から概ねわかってましたが、やはり推計方法にブラックボックスがある民間在庫の予測は難しいですね。
ただ、民間在庫の下方修正はむしろ4-6月期の成長率にはプラスに作用しますから、コンセンサス下振れでヘッドライン変わらずも、内容自体が悪くなったとはいえないでしょう。「2018(平成30)年1~3月期四半期別GDP速報 (2次速報値)」(平成30年6月8日、内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/pdf/main_1.pdf
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/pdf/main_2.pdf
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/pdf/note_j.pdf