[東京 6日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比19円23銭安の2万2520円31銭となり、小幅に反落して始まった。

日米首脳会談や主要7カ国(G7)首脳会議、米朝首脳会談などの重要イベントを控えて明確な方向感が出にくい中、利益確定売りが重しとなっている。米ハイテク株高や円安基調が下支えになるとみられるが、メジャーSQ(特別清算指数)を前に、先物の動きに振らされる展開も警戒される。

業種別の上昇率上位は、ゴム製品、鉱業、非鉄金属、石油・石炭などとなっている一方、その他製品、電気・ガス、医薬品、機械が下落率上位となっている。

ファーストリテイリング<9983.T>のほか、TDK<6762.T>や京セラ<6971.T>などハイテク株の一角が上昇して指数押し上げに寄与している一方、ファナック<6954.T>やダイキン工業<6367.T>などの下げが重しとなっている。