【緊急調査】建築違反のレオパレス、下請け先「全4000社」の実態

2018/5/31
またしても大手企業による不祥事が発覚した。
大手不動産のレオパレス21は5月29日、1996~2009年に建てられた同社施工のアパート物件の一部において、建築基準法に違反の疑いのあるものが発見されたことを公表した。
これは、延焼防止や遮音のため天井裏等に設置が必要な「界壁」と呼ばれる仕切り壁が、未設置ないし施工が不十分なものがあったというもの。その数、計206棟。物件オーナー側からの指摘を受けて発覚したという。
レオパレス側は「全棟調査を進め、補修工事を行う」としているが、今回の施工不備発覚により、入居者、物件オーナー、下請企業などに一定の影響が及ぶ可能性がある。