黒田日銀総裁はまだ物価上昇を信じるか-ピーターパン発言から3年
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注目のコメント
ピーターパン発言を取り上げるのは、やや悪意を感じますが、実際に想定していたような結果が得られていないのも事実です。現状では、以下のブラード総裁の発言が的を得ており、現状の政策スタンスを維持するのが妥当だと思われます。
>>>引用
米セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は29日、東京都内で記者団に「安定した状態というものは一度入ってしまうと抜け出すのが難しい。これは世界の他の国よりも、日本にとってずっと大きな問題であるように思われる」と語った。2%目標については「堅持するべきだ。これが今や国際標準だ」と忠告した。「「飛べるかどうかを疑った瞬間に永遠に飛べなくなってしまう」。3年前にピーターパンを引用して金融政策の有用性を説いた日本銀行の黒田東彦総裁が30日、同じ日銀金融研究所主催の国際会議であいさつした。今のところ、物価上昇2%への道筋は不透明なままだ。どんなに信じても人は空を飛べない。そんな現実に直面している」
飛べもしないのに飛べると信じて下さい、と市場に言っても駄目だったということです。間違ったには量的緩和、インフレターゲットで物価が上がるという日銀の当時の考えです。しかし、それは金利を低下させる効果が間違ったのではありません。物価を上げられなかったのでそれで実質金利を下げることに失敗したのです。
https://www.huffingtonpost.jp/makoto-shimizu/japan-bank-mrkuroda_a_23411540/