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カタールが店頭撤去を指示、サウジなど4カ国の商品

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  • フォトグラファー / メディアリサーチャー

    今回の措置を指示した経済産業省は、昨夜21時に「#معا_لدعم_المنتجات_الوطنية」(Togather to support national products)をハッシュタグとする国産商品サポートキャンペーンを開始し、ツイッターなどSNS上で商品画像と共に「あなたのサポートする国産商品を紹介して下さい」と展開。

    この断交国からの輸入品撤去は、特に関係悪化などが起こりつつあるというよりは、この国産商品推しの為の前座と見たほうが良さそうです。

    そもそも記事にあるとおりで、断交直後から断交国側が既に輸出を止めていますので、現在市場に出回っている商品は断行以前の在庫か、グローバル展開している大手スーパーによる第三国経由で入ってきたものだと思われます。

    今年の秋には、断交時に牛4千頭を空輸して一躍有名になった酪農企業が、鶏肉や卵の販売を開始する予定です。市場に断交国からの輸入品が残っていると、カタール企業にとっては価格面でやや不利なことと、在庫からの棚卸しのために消費期限が古い商品を消費者が知らずに買ってしまうリスクなどがあり、経済産業省としてはそういったことを避けるための措置だったと思われます。


  • 東京大学 先端科学技術研究センター教授(グローバルセキュリティ・宗教分野)

    カタールは米軍のウデイド基地を置いている限りはサウジやUAEから侵攻されないので、対立は長期化しそう。


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