[北京 22日 ロイター] - 中国財政省は22日、米国との貿易を巡る緊張が和らぐなか、7月1日から自動車および自動車部品の輸入関税を引き下げると発表した。市場の開放を進め、中国自動車産業の一段の発展を促す取り組みの一環としている。

財政省の発表文によると、大部分の自動車について関税は25%から15%に引き下げられる。少数の輸入トラックについては現在、20%の税が課されている。自動車部品の輸入関税は6%(現在は大部分が約10%)に引き下げられるという。

中国は先月、国内自動車市場の開放を約束。近いうちに自動車向け輸入関税を引き下げるとしていた。中国の自動車に対する高関税はトランプ米政権が問題視していた。

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