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イスラム国、遠方支部が台頭 シリアなどで凋落鮮明

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  • 東京大学 先端科学技術研究センター教授(グローバルセキュリティ・宗教分野)

    【「カリフ国家」ISの「州(支部ないし下部組織)」だと名乗る連中には、それが当てはまらない。西アフリカからアフガニスタン、東南アジアに至るまでの遠方地域に存在する「州」だ。

     そうした地域では、地元の反政府勢力がIS全盛期だった2014〜15年にそのブランドとイデオロギーを採り入れて、独自の戦いを続け、支配地域を拡大したり、虐殺に手を染めたりしている。なかには、外国人戦闘員が新兵として集まって来ているIS支部ないし下部組織もある。

     イスラム過激主義の専門家であるパリ第8大学のマシュー・ギデール教授は「今は、何もかもが末端部で起こっている」と述べ、「ISの末端組織は、当初の中央組織よりずっと重要かつはるかに活動的になっている」と指摘する。】

    【実際のところISは、物理的な「国家」の喪失によって、巧みなプロパガンダを作り出す能力は劣化した。しかし、ネット上で確固とした存在感を保ち、いわゆるローンウルフ(一匹おおかみ)型のテロ攻撃を促すことに成功している。

     こうしたケースの1つが、パリ中心部で起きた刃物による連続殺傷事件だ。チェチェン出身のフランス人の若者が先週12日に通行人1人を殺害、その他4人を負傷させた。この若者は犯行に及ぶ前、ISに忠誠を誓う様子を携帯電話に録画していた。13日には、インドネシアのスラバヤでキリスト教会を標的とした一連の自爆テロがあり、もっと多くの犠牲者が出た。ISはこれについても犯行声明を出している。

     シンガポールの南洋大学にある「政治的暴力・テロリズム研究国際センター(ICPVT)」のローハン・グナラツナ所長は「ISのイデオロギーは打撃を受けたものの、依然として極めて大きな潜在力を持っている」と述べ、「ISは世界的な拡大局面に入った。2001年末に国際テロ組織アルカイダが世界的に拡大したのとちょうど同じだ」と語った。】


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