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日本経済「1000年以上の成長記録」が覆す、歴史像と先入観

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  • 週刊エコノミストオンライン 編集長

    本自体を読みました。古代から明治初期までの超長期GDPを推計し、その結果を世界各国の最新GDP推計値と比較して超長期の国際比較を行い、それによって前近代日本の経済成長の特質を明らかにしようとした労作だと思います。
     日本の長期の経済成長について1人あたり総生産を農業生産量と人口データをもとに推計し、奈良時代の730年から明治初期の1874年の日本の1人当たり総生産は年率0.08%のゆるやかな成長だったが、長期の視点で見れば西欧やアジアの諸国に比べて、すべての時期を通じてほぼ安定した成長で、成長の画期は古代の後半、中世の後半、近世の前半と後半に見られ、律令国家の変革期、戦国期の大名領国支配下、徳川幕府の成立による社会経済の安定期、プロト工業化による農村工業の発展期と、それぞれ異なった条件下で経済成長を行っていた、とあります。
     興味深い分析結果として、中世はほぼ全時期を通じて飢饉や戦乱が頻発していた時代で、1人あたり生産量でみればマイナス成長の時代であったにもかかわらず、中世後半から目立った成長を実現しており、この推計結果は、日本列島はこの中世後半から飢饉という自然的要因や戦乱という社会的要因の影響を受けながらも、長期的には持続的な成長が可能な経済社会に変化していったことを示唆している、というところ。


  • 公認会計士 Fintechコンサルタント

    是非本を読んでみたいと思いました。
    漠然と感じていた感覚は概ね正しかったようです。
    これを読むと、織田信長や豊臣秀吉は、偉大な政治家でもあり、偉大な事業家でもあったということでしょうか?
    歴史的に見ると、偉大な政治家または統治者が出ると、確実にその国の経済基盤が強化されてきたということなんですね。
    イギリスと日本の比較は、産業革命のタイミングが大きな分岐点であることがわかりますが、インドは何か決定的なトリガーがあるのでしょうか?
    明快な事は、徳川幕府政権は、当時は世界的に見ても、優れた統治体制だったという事ですね。
    これは、幕末に日本に来た外国人が、日本人の陽気な性格とリテラシーの高さに驚いたという事実に裏付けられているかと思います。


  • キャディ株式会社 システム開発/データマネジメント

    高島 正憲
    『経済成長の日本史―古代から近世の超長期GDP推計 730-1874』


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