[ワシントン 16日 ロイター] - 米政府は16日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の合意に向け取り組み続ける意向を示したものの、交渉に当たるメキシコ経済相とカナダ外相がこの日にワシントンを訪問する予定はなく、期限の17日までに協議が進展するめどは立っていない。

米ホワイトハウスのサンダース報道官はフォックス・ニュースに対し、トランプ大統領はカナダとメキシコからより良い合意を得ることにコミットしているとし、「われわれは協議を継続し、近く何らかの合意が得られると期待している」と述べた。

ただメキシコのグアハルド経済相は前日、期限となっている17日までに合意が得られる可能性は低下しているとの認識を表明。同経済相の報道官はグアハルド氏がこの日にワシントンを訪問する予定はないと明らかにした。

カナダ外務省報道官も、フリーランド外相がNAFTA再交渉協議に参加するためにワシントンを訪問する予定はないと述べた。

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