初めてのM＆A、企業を買収する時に必要な4つのプロセス
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実務の現場から
中堅～大手企業が中小企業を買収する場合、大きく分けて2つのパターンがあります。
1つは、IR等で自社の戦略を明確に表明し、それに則した企業売却情報が舞い込んでくるのを待つパターン
もう１つは、特定のアドバイザーと自社の戦略を基にしたターゲットリストを共同で作成し、自分から買収を仕掛けるパターン
圧倒的に多いのが上の待つパターンです。特に会社が大きくなればなるほど多くなる(自分調べ)
ただ、このパターンだとPMIがあまり上手くいかない例が散見されます。
そりゃそうですよね、案件が持ち込まれてからPMIを考え始めるんですから。
また、何より、買収の意思決定をいわゆる経営企画部門が行い、ディール終盤になってはじめて現場の意見を吸い上げるような進め方をすることが多いわけですから。
この辺りが日本企業がM&A下手って言われる所以でしょうね。
