[ドバイ 14日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>とサウジアラビアの公共投資基金(PIF)が、サウジ国内で計画する数十億ドル規模の太陽光発電プロジェクトの資金調達の可能性を巡り、銀行と協議を行っていることが関係筋の話から明らかになった。協議は初期段階にあるという。

ソフトバンクとPIFは3月、2030年までに最大200ギガワット(GW)の発電能力とすることを目指す世界最大の太陽光発電事業を巡り覚書を交わした。

関係筋の1人によると、ソフトバンクとRIFは過去数週間に、資金調達の選択肢を巡りサウジ国内外の銀行と予備協議を行った。別の筋は、協議は銀行の反応を探る非公式な形で行われたと説明している。

ソフトバンク、RIFいずれからもコメントは得られていない。