英語の講師確保できず 中学校で1か月英語授業止まる 松江
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非正規採用の先生が足りない。管理職のなり手を確保するのが大変。部活動の外部指導者が見つからない。さらに,それとは関係なく,次々と増えていく業務量。学校のサステナビリティを考えないといけない。
まず、約1ヶ月半英語の授業を受けられなかったというのは教育の機会均等という点から問題です。かつ、中3という高校受験を控えている学年。同校の校長は「大変申し訳なく思う」と仰っているので、校長もそれを強く認識していて、探しても探しても見つからなかったということでしょう。
英語は2020年から小学5、6年の外国語活動を3、4年に前倒し。5、6年は教科に格上げされます。
本件は中学校の講師ということですが、上記の流れの影響もあり、英語講師の需要が増えているものと考えられます。
ネットを利用して遠隔地からの授業というのも個人的にはありと思いますが、それが授業内では出来ない現状。
スタディサプリなどのツールもあるのですが、テクノロジーを使うという考えや、もし使えたとしても指導要領上出来ないとの判断でしょう。私は元高校教師で現場で講師してますが、これからこんな事常態化すると思います。島根だけではありません。
まず、待遇が悪すぎるという事。大阪では橋下さんが知事のときに、財政再建か何が知りませんが、教師の待遇を最悪にしました。結局、なり手がないというか、教育実習にすらこない状態が続いています。ハローワークで探して、80代の人がやっと見つかったとかいう高校の事聞きました。これまだアベノミクスの前の話。
行政が教育に全く理解がない。未来を担う子供達の事を考えてません。
余談ですが、今、漱石の"坊ちゃん"読み返してますが、その頃の松山中学は40人学級みたいです。つまり、日本の教育は日露戦争の頃と同じ定員で行われてるわけです。
教育実習に大学生が来ないんですから、AI化しないと学校は成立しなくなります。