怖いのは「アマゾン銀行」
日本経済新聞
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規制緩和が怖く、参入障壁の高さを変えたくない業界=未来はない業界。なぜなら、新規参入企業に駆逐されるということは、新たなイノベーションを起こしていないから。まさに銀行や保険がそうで、もはや斜陽産業といっても過言ではない。
注目のコメント
規制緩和を怖がる米銀というのは、見た記憶がありませんね。
さて、記事ではアマゾン等のIT事業者の脅威が述べられていますので、ここでは米国規制上の背景を付け加えておきます。
日本では銀行持ち分が過半を超えるような事業者であっても、「銀行業」としての規制を受けませんが、アメリカでは日本のような非対称性(みずほは楽天のような業務はできないが、楽天は銀行を営める)は存在せず、25%以上の銀行持ち分を保有した時点でBHC(銀行持株会社)として銀行と同等の規制を受けます。
実は、アメリカでも「銀商分離」を緩和してDHC(Diversified Holding Company)を認める動きが約30年前にありました。こうした議論が活発化すると、銀行と一般事業者の相互乗り入れというすごいことになると思います。