小学校での「プログラミング教育必修化」、認知度が低く肯定派が少ない理由
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学校外の関係者が実感していることですが,そもそも学校のICT化がなかなか進んでいません。つまり,それを教える先生たちが,まだその環境に慣れていないことも多い。英語の必修化もそうですが,教員が専門家として教えられるかどうかという視点も重要です。
「プログラミング」という言葉が先走ってて、そこだけで判断されている方も少なからずいるのではないかと思います。
新学習指導要領でも、コーディングする事ではないと明言しています。
〈プログラミング教育とは(抜粋)〉
時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育成するもの。コーディングを覚えることが目的ではない
〈プログラミング的思考とは(抜粋)〉
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1375607.htmどこまでやるのか分かりませんが、「if文できました!」くらいの感じであれば小学生の頃にわざわざ学ぶ意味ってほぼなくて、ただのポーズだと思います。
一方でMVCのフレームワークでアプリケーション作りましょうとか言ってもついてこれる生徒は1割にも満たない結果になるのは目に見えているので難しいところ。
プログラミング言語のようなミクロをやるより、概念的な理論を学ばせるのが落としどころなのではないかと思います。