ファッション業界の2極化するSNSについての考察
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注目のコメント
「情報をより具体的で細かく伝える」手法は発見がありますね。これまで、抽象的なイメージで伝えてきたのは、多品種商売であるがために、「ブランド」という無形資産のイメージを良くした方が効率的だと考えられてきたからだと思っています(単純に「ファッション=イメージだ」という企業もあるでしょう)。
一方、モノと浅い情報がすぐ手に入る今は、より具体的な情報に価値が出てきます。企業としてこの手法を取り入れる場合、プロモーションする商品の在庫量が肝になります。動画のように「白ニット」のような、ある程度グループ化できるキーワードで取り組みは非常に参考になります。ファッションメディアを2014年から運営していますが、当時から変わらずGUやユニクロを切り口とした記事は本当によく読まれます。ただそれはあれだけ品質の高い商品を安価に提供している背景ありきだと思っています。
二極化しているという結論はちょっと単純化しすぎてるかなという気がします。
コンテキストにも2種類出てきているところがあって、本文にあるような機能性を打ち出すものと、その商品の作られたバックグラウンドのようなストーリーを届けるものとがあります。
流れとしては個人を押し出すインスタグラマー発のブランドもどんどんできてきている。これはインスタグラマーのライフスタイルをブランドに転用しているわけで、本文の二軸とも離れたところにあります。
ストーリーなりスペックなりブランドなり、結局は消費者が「コスパが良い(料金に見合う)」と思うかどうかなわけですが、価値観の多様化に伴って軸はもっと多いですよというのが僕の所感。