日本包装機械工業会、「JAPAN PACK2013」開催 食品機械ゾーン充実
2013/10/25, 日本食糧新聞
日本包装機械工業会は10月15日~18日まで東京・有明の東京ビッグサイトで「JAPAN PACK2013」を開催した。会期初日~2日目にかけて関東を直撃した台風の影響もあり、当初、予定をしていた10万人の来場者には手が届かなかった。今年から「食品機械ゾーン」を充実させ、これまでの包装展から包装関連の総合展に生まれ変わる試みがなされた。ここ数年出展を見合わせていた食品機械メーカーの出展もあり、新しい展示会として見どころのある内容となった。次回開催は2015年を予定しているが、食品機械メーカーに配慮し、来場者をより細かなカテゴリーで分類し分かりやすくする予定だ。
会期初日の10月15日には展示会終了後、東京・台場のホテル日航東京でオープニングレセプションが行われた。大森利夫副会長(大森機械工業社長)が「1964年に第1回が開催され、約50年が経過した。その間に28回(隔年開催)開催され、今回で29回目となる。今年は1953社326小間と一昨年を上回る規模の開催で海外からも20ヵ国を上回る参加がある。この会を情報交換の場としてご活用いただきたい」とあいさつした。
来賓では、経済産業省の須藤治製造産業局産業機械課長が「設備投資を促進するため、中小企業減税や研究開発減税」など政府の成長戦略について語り「生産性向上につなげてもらえれば」とあいさつした。
神谷泰仁展示会実行委員長(マキー・エンジニアリング社長)が実行委員36人を紹介し「展示会開催にこぎつけられたのも皆さんのおかげ」と感謝し、乾杯の音頭をとった。
(江端哲也)
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