蚊帳の外の中国。北朝鮮問題の「仕切り役」から転落したのはなぜか
2018/4/27
気付けば、外交舞台の片隅に
北朝鮮の金正恩委員長が韓国の文在寅大統領との歴史的な首脳会談に臨み、さらにはアメリカの大統領との会談に備える──そんななか、中国はふと気付けばいつもと違う立場に置かれている。
そう、「傍観者」という立場に。
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少し前まで中国は北朝鮮問題の仕切り役と見られていましたが、金正恩が登場して以来、その力学は働かず中朝関係に隙間風が吹いていました。かつては6カ国協議の議長国を務め、北朝鮮問題が再燃するたびに中国による圧力を期待する声がありましたが、いまや南北首脳会談、米朝首脳会談の動きに置き去りにされているように映ります。
ただ、これも一時的にそう見えるだけなのかもしれません。金正恩も習近平も任期が「終身」であるだけに、トランプや文在寅との関係よりはるかに長い付き合いになります。
南北融和の空気が広がる一方で、中国という存在をいかに「利用」するか、金正恩の深謀が感じ取れる記事です。
最近のNPの記事を見ている中で、金正恩の冷静な政治力学の読みと対応の良さがすごいと思い始めている自分がいます。
中国は最近は完全に「仕切れてない感」が庶民にも伝わってきていましたからね。
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