2017年の音楽の売上の43%、ストリーミングが再び音楽産業を成長路線に戻した
コメント
注目のコメント
何度も書いてますが、究極迄落ち込んだCDセールス
の代替として欧米の世界マーケットに通じる英語圏の
音楽に関しては、このストリーミングでの分配収益増は当てはまるわけで、ほぼ80%をCDの分配収益を国内のみの売り上げに頼っていた日本国内の我々は、この後、良いものを作ろうととすればする程、
制作費負担による、回収の目処が立たない負債を抱えた地獄が待っているだけです。
私は最近の制作ものは英語歌唱ものか、インストが基軸で何とかこの難局を突破しようと毎日踠いてます。売上もさることながらサブスクリプションによるストリーミングサービスは海賊版も削減したことが大きい。記事にある54%がアルバムではなくプレイリストというのも興味深い。SpotifyなどもUIの中心がプレイリストといっても良いぐらいになってるし、いかにプレイリストに含まれるかがアーティストの重要なポイントになってきそう。
勘違いされている方も多いのですが、配信サービスはパッケージよりもアーティスト側への分配率は高く、売上の5〜6割です。これまでと大きく変わるのは新旧比率で、従来は新譜の売上が9割だったレコード会社が、おそらく旧譜が5割を超えると言われてます。よい作品は長く収益があるとも言えますが、新作の回収に時間がかかる訳で、特に新人アーティストに対する投資が難しくなっているというのが、特に日本の音楽業界の最大の課題です。