[東京 18日 ロイター] - 日本政府観光局は18日、3月の訪日外国人客数は前年同月比18.2%増の260万8000人で、3月としての過去最高を記録したと発表した。

国別では、韓国が最も多く同26・8%増の61万9200人、次いで中国が同16.9%増の59万4900人、台湾は同14.0%増の38万7300人だった。

政府観光局によると、昨年は4月中旬からだったイースター休暇が今年は3月末からとなったことにより、欧米豪の市場を中心に、訪日需要が押し上げられた。

観光庁が同時に発表した訪日外国人消費動向調査によると、1―3月期の訪日外国人の旅行消費額は1兆1343億円で、前年同期比17.2%増加した。中国、韓国などの消費額が増加したという。

1人当たり旅行支出は同0.6%増の14万8891円だった。国別で支出が多かったのは、オーストラリア(25万1000円)、ベトナム(22万7000円)、中国(22万6000円)の順。

*内容を追加しました。

(宮崎亜巳)