良品計画/2月期は大幅な増収増益、欧米は苦戦
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良品計画が好調な決算を続けています。2018年2月期は営業収益が対前年度比+14%増の3796億円、営業利益が同+18%の453億円などとなり、会社計画や市場の予想を上回る結果となりました。また2019年2月期は営業収益が同+12%増、営業利益が同+10%増という計画が示されました。
2018年2月期は国内事業が人件費の増加などにも関わらず全社の利益を牽引しました。しかし、東アジア事業は積極的な出店もあって+22%増収でしたが、+3%増益にとどまりました。
新年度は東アジア事業が利益貢献を強めるとされています。MUJIブランドの海外浸透度が真に試される年になりそうです。東アジアが22.4%増の売上と好調ですね。さて、先日最大店舗の堺北花田店を見てきました。4300平方メートルに占める食料品が約半分。ビュッフェにフードコートに惣菜に生鮮に焼きたてパンに。今は売上構成比10%くらいの食料品ですが、ここの伸びも今後楽しみです。
中間マージンが不要なSPAで成功している無印、ユニクロ、ニトリ等は営業利益率高い。店舗を訪れると商品のコンセプトが一貫していてブランドの世界観を感じる。今後益々EC化率が上がる中、リアル店舗を持つ小売が生き残れるかどうかはSPAにかかっていると感じる