【高宮×江幡】KDDIに見る、オープンイノベーションの法則

2018/4/16
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたちが、時代を切り取るテーマについて見解を述べる連載「イノベーターズ・トーク」。
第133回(全5回)は、ベンチャーキャピタリストの高宮慎一氏と、KDDIでオープンイノベーションを推進する江幡智広氏が登場する。
昨今、大企業とスタートアップが連携し、革新的なビジネスを生み出すオープンイノベーションの動きが活発になっている。
トヨタが人工知能のスタートアップに100億円を投資するなど、耳目を集める事例も多く出てきたが、大企業とスタートアップの連携は成功事例がまだまだ少ないのが実態だ。
また、オープンイノベーションを目的とするコーポレートベンチャーキャピタルも運用は順調でないケースが多いという報告もある。
このような中で、日本におけるベンチャー連携の草分け的存在として、数々のスタートアップやベンチャー企業を支援、着実に次世代型ビジネスの種をまくことに成功しているのがKDDIだ。
同社はベンチャー企業が選ぶイノベーティブな大企業の第1位にも選ばれているが、果たしてどのような仕掛けを持って、オープンイノベーションを推進しているのか。
次世代型ビジネスの創造につながる骨太なベンチャー・大企業連携の法則について、高宮氏と江幡氏が語り合う──。