私大103法人は経営難…「問題ない」割合減少
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この前年、2016年度はイエローゾーン91法人、レッドゾーン21法人の計112法人。これは財務面での指標ですが、その危険水域法人が減少したのは、一つは支出面での改善が想定され、もう一つは2017年度入学者が上向いたことが考えられます。
定員管理の厳格化により大規模大学の定員超過率が下がり、小規模大学において定員充足率がここ2年改善傾向にあります。
私立大学・短期大学 入学志願動向(p6)
http://www.shigaku.go.jp/files/shigandoukouH29.pdf
なお、記事にある「問題ない」割合が減少しているというのは、健全状態にあるグリーンゾーンとイエローゾーン、レッドゾーンの間に「イエローゾーンの予備的段階」というゾーンがあり、これが増加していることを指しているのだと思います。
残念ながら財務と大学規模は密接な関係がある中で、現在小規模でグリーンゾーンにある大学は少数と推測されます。つまり、いくら良い教育をしていたとしても規模が小さいと生き残りが厳しい状況にあり、裏を返すと規模が大きければ…ということにもなりつつあります。
教育の質が低い大学は退場すべきと思うのですが、現実は質ではない部分で決着がつきつつあります。今までの私学補助金、毎年3000億円はなんだったのでしょうか?
そのお金、小中高校の補助金に使えば、汚いトイレ(私、学校のトイレほど汚いの見たことありません。)ぐらい改善できたでしょうに。勿論、保育所は管轄違いますが、待機児童の問題に当てれば、今のような状態にならなっかったんじゃありませんか?
破綻したら、立派な建物本当勿体ない。在学生はどうなるんでしょうか?
もっと真剣に大学関係者で考えてください。私の大学は大丈夫じゃ、私ら納税者は納得できません。