「暗黒物質」がほとんどない銀河 欧米チームが6500万光年先で発見

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• 早崎 公威

  忠北大学 天文宇宙科学科 教授

  ・2018年03月29日

  銀河形成の理論では、宇宙初期の暗黒物質（ダークマター）の密度揺らぎが原因で銀河が形成されたというのが標準的な理解。つまり、揺らぎの密度の高いところはその（自己）重力も強いので、その場所にダークマターや物質がどんどん集まって、ある閾値を越えると星が出来てやがて銀河ができるという流れ。今回の発見は、その標準理論に衝撃を与える結果。