戦時中に培われた努力がEV時代に花開いた日本 ニッケル資源ゼロの日本が世界3位の生産大国に
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注目のコメント
戦時中の涙ぐましい精錬の実態や、ニッケル不足による技術的劣位がここまであったとは知りませんでした。ニッケルが60日備蓄の対象となっているのも頷けます。
EV関連の資源としてコンゴに集中するコバルトに注目が集まっていますが、ニッケルもまた重要な元素の一つです。
ここまで詳しい記事なのに、「緑色であることがニッケルの化合物らしい。」などと、なぜか中途半端な記述も(笑)。写真の緑の粉は、恐らく酸化ニッケル(II)か水酸化ニッケル(II)か何かでしょうね。鉄さえあれば建物や乗り物の構造材料を作れると思う方は多いのかもしれません。殆どはステンレス鋼なんでニッケルが不可欠なんですよね。しかしニッケル硬貨を戦時対応目的で発行していたとは知りませんでした。
またフェライトを発明した武井武先生も磁性材料という用途は違えど、鉄と亜鉛の二元系で模索したように、それぞれの環境で手に入りやすい材料から発明が生まれることの証左なのかもしれません。
ps 昔SantaFeが大学生協にも山積みされた時に「なんだサンタ鉄って?」と言ってた奴が居ました。有る有る?