米メディア大手、買収から数か月でタイム誌を売却へ
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注目のコメント
今年の1月にタイムを買収したばかりのメレディスが、タイムが刊行している雑誌の売却を検討中との報道。「タイム」や「マネー」を買いたい企業は結構いそうですね。一番人気の「ピープル」は売らないみたいです。
素人として一言。
投資会社の買収ならこのペースには驚かないが、メディアによる買収のあと再売却となれば、何のための買収かは気になるところである。何か「摘まみ食い」だけしたかったならまだしも、もし万一そうでなければ経営判断の失敗とすべき案件ではなかろうか。
通常なら一民間会社の経営は「へー、そう」で終わらせるべき所である。しかしマスメディアとなると、そこには単なる利潤追求とは異なる、権力・政権への監視等の役割や言論の自由及び知る権利の担保が含まれる。
だからこそ、幾ら「マズゴミ」と心ない人に呼ばれようとも、一般の民間企業同様には扱えないのである(もちろん限度はあるが)。
そして、そうした中で(フリージャーナリストとは異なり)取材の質の担保には雇用や経営の安定は欠かせない。いつ潰れるか分からない等の心配を抱えてじっくり腰を落ち着けての(守秘義務も多分にかかった上での)まともな取材など出来よう筈もない。買収する際にはそうした面も考えて欲しい。