(Bloomberg) -- 米スポーツ用品メーカー、ナイキは15日、社内の不適切な行為を調査していることを明らかにした。同社はまた、次期最高経営責任者(CEO)候補の一人だった幹部一人の退任を発表した。

同社の広報担当グレッグ・ロシター氏は電話インタビューで、「ナイキの社則にそぐわない行為があり、われわれは適切な措置を講じる」と語った。

トレバー・エドワーズ氏はナイキ・ブランド部門社長を退任した後、パーカー最高経営責任者(CEO)のアドバイザーとして社にとどまり、8月に退社する。ロシター氏は、エドワーズ氏に対する直接の疑惑はないと述べた。

ナイキはエドワーズ氏の退任発表の際、パーカーCEOが2020年以降も同職にとどまることも明らかにした。

原題:Nike Reviews Improper Conduct as One-Time CEO Candidate Resigns(抜粋)

: Tokyo 城塚愛也 ashirotsuka@bloomberg.net.

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