[北京 14日 ロイター] - トランプ米大統領が中国の知的財産権侵害を巡り、中国製品に制裁関税を課す可能性があるとのニュースについて、中国外務省の陸慷報道局長は14日、米中の通商関係は「ゼロサムゲーム」であるべきではないとの見解を示した。

同報道局長は定例記者会見で、中国は貿易に関する正当な権利を守るために強力な手段を取ると表明した。

関係筋によると、トランプ政権は中国製の情報技術(IT)や通信機器などに最大600億ドルの関税を課すことを検討している。

陸慷報道局長はまた、中国は米国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官と両国間の問題に取り組むことを望むと述べた。