• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

"新しい紙"で世界の常識覆す「中卒社長」

357
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    石灰石(CaCO3)から紙やプラスチックの代替材、いわゆる「ストーンペーパー」を作ってるところですね。

    石灰石は、今でも日本で200箇所以上で採掘され、年間1億7千万トンの生産量があります。主な用途はセメント、製鉄などです。

    石灰石の用途として、「工業用フィラー」といって、石灰石から微粉タンカル(炭酸カルシウム)を生成し、樹脂などにまぜて容積増加や強度向上などに使う場合があります。

    ストーンペーパーは、この「工業用フィラー」の延長上にある製品で、微粉タンカルと石油製品であるポリオレフィンを8:2程度の割合で混ぜて、紙状に成形したものです。

    これまで、台湾からの輸入等で、日本でもたまに目にすることはありましたが、本格的な国産はこの企業TBMが初めてだと思われます。

    TBM(Times Bridge Managementの意味みたいです)社は、以前「Keeplus」というブランド名でストーンペーパーを開発していましたが、日本総研会長の野田一夫氏の発案により「LIME(石灰石)+X(未知数)」と新たに命名され、電通によるロゴマーク作成とプロモーション(電通はLIMEXの販売代理店契約を結んでいる)、2016年2月にはスイスUBSからの15億円の資金調達を得て、加速化が進んでいるようです。

    これまではコストが課題で、なかなか一般紙との競争にはならなかったようですが、LIMEXは薄型化などコスト削減に成功したとあるので、これからどうなるのか期待したいですね。震災後の復興支援の補助金がとれた事も結果として功を奏したようです。昨年はNEDOの「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」の実証開発スキーム(10億円以内/年、半額補助)の開発援助「省エネ・低コストを実現する無機フィラー高充填型新素材の開発」を得ています。他にも、ビジネス系の受賞を受けまくっていますね。


  • GMOプレイアド株式会社 COO

    世界的に見ると、紙の需要は今後減るどころか増えていくんです。いま日本は1年間に1人あたり約210キロの紙を使っています。アメリカは、もっと多くて約220キロ。それに対して、中国は約75キロで、インドは約10キロです。仮に先進国でペーパーレスが進んで半分の100キロになったとしても、100キロに満たない多くの国では引き続き紙の需要が伸びていく。いまの人口増加と産業化のペースでいくと、30年には現在の倍の量の紙が必要になると試算できます。


  • badge
    証券アナリスト

    面白いですね。従来の紙やプラスチックとのコスト比較に応じて用途開発をしていくと知っても、今のESG的な潮流が続き森林・水資源の保全に繋がることが認知されればそれが追い風になりそうです。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか