RFIDを制したものが小売業を制す
コメント
注目のコメント
RFIDをはじめとした商品管理の技術発展は安くより良い商品を僕たちに届けてくれるはず。
仕入れる(作る)→並べる→販売する→仕入れる→並べる→(繰り返し)
ザックリまとめるとこれが有店舗型小売業の販売までのプロセスかなと。
RFIDの導入により仕入れる(作る)の適正化が図れる。
でもそもそも並べる必要ってあるの??と思ってしまう。
スーパーでもアパレルでもなんで商品があんなに棚に並んでいる必要があるのだろうか。
サンプルとして数点だけ並べて、在庫情報を電子端末で価格とあわせて表示させる。スマホなどの機器をその電子端末にかざすと仮想買い物かごに放り込まれて、レジで決済すると倉庫から商品が出てきて決済。
・店舗の人材コスト
・店舗面積の縮小
などコスト面のカットが望める。
消費者にとっては買い物かごを持って回る煩わしさが不要となる。なにより運営管理の刷新により安く買えることがメリットとなる。
オペレーションをイチから作り上げる、倉庫からレジへの品出しどうすんの?などなど課題は多いだろうが、実現可能な技術が既にあるだろう。RFIDタグのメリットとしては記事やコメント欄の通りですが、貼り付けの手間やコスト負担の課題も。その課題解決が先か、画像認識の普及が先かによって、小売の販売スタイルは大きく変わってきそうです。
以前もコメントした気がするが、RFIDはICチップなわけだが、低コスト化しなければ単価の安い商品には付けられない。基本使い捨て(ディスポーザブル)なわけだから。
レジ袋は使い捨てだが、実は単価は原価として1〜3円程度かかっている。(ポリエチレン原料、加工費、製袋賃、輸送費、梱包費など)
ICタグのコストをこれくらいの原価にまで抑えられるかどうかが普及のポイントだ。
現状、RFIDタグは10-20円/個と言われているが、既に各社はコストを1/10にすべく技術研究開発を続けている。最終的にはICやアンテナを全て有機物に印刷してしまうという話もある。そこまでいけば、コストは確実に下がるが、技術的にはまだ難しい。有機物は電気の移動度が低い。まだもう少し先の話だろう。
コストが下がり切った時に事業規模をどう考えるのか?というのも以前から気になる話。単価が1/10になるなら使用量は少なくとも100倍から1000倍くらいにはなってほしいですよね。じゃないと従業員が路頭に迷うし、研究開発費が回収できない。というか印刷技術と回路設計技術が一般化していったら、何で差別化していくんだろうな。やっぱりシステムまで手掛ける会社が強くなるのか、それとも印刷タグは安すぎるし、もう作らないってなるのか。