貧困家庭の子供が成長してもお金を稼げない本当の理由 - News&Analysis
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注目のコメント
"幼い頃から読書や音楽、美術などに親しむ環境に身を置いていれば、「文化資本」は自然と身に付く。そしてこの文化資本は、大人になってからの「金を稼ぐ能力」とも密接に結びついている"
”「文化資本を有する人が社会的な階層を上げやすくなっていることは確かで、それがいわゆる経済格差や貧困の連鎖に結びついていると考えられます。たとえば、『教科書を座って読む』という行為も身体化された文化資本ですから、学校教育自体が中央の文化を基準にして作られているとも言えます」”
"家に本棚があれば、それが読書習慣へとつながる。座って文字を読む行為そのものは学校教育と親和性が高く、学校教育で評価されれば高い学歴を得やすくなる。これらの要素はすべて文化資本であり、それぞれがリンクして増大していくことが分かる"
若いお母さんには、ぜひ(あまりスマホに向かわず)「読み聞かせ」をおすすめしたいですね。絵本ってお子さんに読んであげるのですが、名作と言われる絵本は、大人が読んでも良いものだなぁと子育てを通じてつくづく痛感した一人です。AO入試や、推薦など自己PR型は一見格差関係なく這い上がれるシステムのように見えて、結局家庭環境の差が露実に現れやすいというのはよく言われる話です。
(ゆるいAOや推薦などはまた別ですが)
難関の小中学の受験も文化資本を見られますしね。テレビで言っていたのですが。
低所得家庭の子供は高所得家庭の子供より技術家庭科・美術・音楽・体育・実技の科目の成績が平均的に良いとのデータがあるのとのことです。
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20171213/NewsWeekJapan_E204906.html