パナソニックが日系VCと新会社設立--新規事業創出へ
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注目のコメント
社内案件のうち、有望な案件に投資するのなら、自己投資すればい。
わざわざ、VCとタイアップし、新会社を作り迂回投資をするのは、リスク分散という名の責任逃れ。
投資姿勢も判断基準も、そもそもの文化も違うVCとは、いずれ喧嘩別れしそう。ここのコメントで批判が多いことにちょっと驚きです。VCと組んだり、自前でCVCを作るのは、シリコンバレーでは「みんな(日本・米国・欧州・アジア企業)やってる」ことなので、すでに当たり前になっているのかと思っていました。
直接のIT事業でない大企業が、シリコンバレーに学びたいという目的でこうした間接的な形でベンチャー投資を行う理由はたくさんあります。ベンチャー投資家というのは高度専門職なので、社内でやれといっても思いつきや片手間ではできません。日々ものすごい数の企業と会ったり勉強したりして、営々と知識と経験を積み上げ人脈を作るという仕事なのです。
ただ、正直言って、企業によるベンチャー戦略投資が、本社に大きく貢献するケースが少ないことは確かで、それはみんな承知の上で、他にやりようがないのでやっています。「これPanasonicロゴつけて出すの?」
新規事業を立ち上げようとすると、大企業ではこう言われてしまう案件が結構あります。大企業としては自分のブランドを傷つけないようリスクヘッジしつつ支援する。新規事業立ち上げ側とおいてはより実力が試され起業に近い形になります。メリットデメリットありますが、ビジネス形態によって判断がなされるケースがほとんどです。
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